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◆ 狩野永徳(京都国立博物館)
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10月16日から11月18日まで、京都国立博物館では「狩野永徳」と題する特別展覧会が開催されております。
絵画の黄金期、桃山時代の覇者として日本美術史に輝かしい足跡を残した狩野永徳。
信長や秀吉といった時の権力者に重用された彼の豪壮華麗な金碧障屏画ですが、その多くは戦火の中で灰燼に帰し、これまで代表作を一箇所に集めた展覧会は開催されておりません。
史上初の大回顧展として国宝5点、重文9点を含む国内外の名品が一堂に集められたこの展覧会、「話題の展覧会は会期終了に近づくにつれて混む」というがんさんの法則に従って開催後初の土曜日である昨日(20日)に行って参りました。
開館時間の9時半に到着したにも関わらず、駐車場は既に満車で空き待ちの行列…。
すかさず向かいのハイアットリージェンシー京都の駐車場へ入れて入場すると「30分待ち」の札…。
大人気でございます。
普段はまず見られない展覧会ではありますが、これほどの人気とは…。
確かに良かったですけどね。
今回見つけたもうひとつの法則は、「入口に近い部屋ほど混む」ということ。
「じっくり見るで~!」と意気込んで入場しているので、最初の部屋の絵から離れない。(背の低い我々、特に母は作品に近づくこともできず、人の頭しか見られない…)
じっくり見ると非常にエネルギーを消耗するので、奥に進むほど疲れて見方が散漫になり、母や私でも作品に近づいてじっくり拝見することができるようになります。
主催者もそれを知ってか、代表作は中盤以降に展示している場合が多いように思いますね。
ともあれ、一見の価値のある展覧会ではあります。(鬼混み必至ですけどね…)
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▲右手に下げたお土産は何かな…? (2007/10/20 撮影)

by uncleXML | 2007-10-21 07:15 | ミュージアム
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