▲蟠龍庭(ばんりゅうてい) 大和の国の住人となって約2年半、一度は高野山にお参りしたいと願っておりました。個人的に、弘法大師が歴史上最も偉大な僧侶だと信じているので、是非とも。 しかし、車で行くか電車にするかで相当悩みました。 というのも、いつもお世話になっている床屋のご主人は『とんでもない!道は細いしクネクネしていて、とても大変だから電車にしなさい』と言うし、会社の同僚は『所々、細くなっている所もあるけど、観光バスも通っているし、そんなに言う程じゃ無いッスよ』と言います。 また、ブロ友さんには『お母さんには乗り物の乗り換えが大変だし、車で行かれることをオススメします』とのアドバイスをいただきました。 それで、『反対しているのは床屋の主人だけだし、大丈夫だろ…』と、車で出かけたのであります。 不用意(無謀)にもうちのバカナビに全幅の信頼をおいて…。 途中までは順調なナビゲーションでした。 しかし、橋本を過ぎて暫く行くと、床屋の主人が言っていた通り、道幅はどんどん狭まり、クネクネとしたワインディングロード。 所々は普通車1台がやっと通れる狭さで、とても観光バスが走れる道ではありません…。 それでも国道(371号線)。 『やっぱ、床屋の主人の忠告を聞いときゃ良かった…』と悔やんでも後の祭り。 対向車に出会う度にハラハラしながら(バックして対向車を通すことも何度か)、やっとの思いで高野山真言宗大本山金剛峯寺に到着。 念願を果たすことはできました。 写真(↑)は、奥殿を中心にした五百余坪に及ぶ我が国最大の石庭であります。 楓も少し色付き始めておりました。 それにしても、納得が行かないのは道。 山上には沢山の観光バスも来ています。 いったい、どこから…。 地図を見ながら、帰りは来た道とは違う480号線→370号線→371号線と続く道を選びました。 大正解! まさに同僚が言っていた道。 クネクネと曲がりくねってはいますが、往路より遥かに楽。(日光の「いろは坂」くらいかな…) 床屋の主人と会社の同僚、それぞれ違う道のことを言っていたのですね…。 371号線も国道ではあるし、その方が距離もかなり短いので、今回はナビを責めるわけにもいきません。 ルートの事前調査を怠った私のミスでございます。 やはり、知らない奥地へ行くときには充分な調査が必要ですね。 金剛峯寺のホームページにも370号線を通るように書かれているのですから…。 反省…。 ※凛さんの世界遺産の高野山から愛を込めて~♪にTBのお返し。(2006/09/24)
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| 2006-09-24 07:58
| 名所(その他)
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