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◆ 法隆寺の謎(上宮王院)
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さて、閑話休題。
法隆寺の夢殿も教科書に掲載されたりしていますからご存知の方も多いと思います。
この夢殿がある一角を東院、或いは上宮王院と呼んでおります。
「上宮」は「じょうぐう」或いは「かみつみや」と読み、聖徳太子とその長子である山背大兄王を中心とした王族を上宮王家と言います。
これは、聖徳太子の父用明天皇が太子を宮の南の上殿に住まわせたところから付いた名前であるようです。
この上宮王院は、行信僧都という高僧が太子の遺徳を偲んで建てた伽藍ですが、梅原猛氏は「隠された十字架―法隆寺論」の中で「既に西院という完全な寺院の形態をした伽藍がありながら、それが完成した20~30年後に何故別の建物が必要だったのか」とする疑問を投げかけております。(勿論、氏なりの解釈も述べています)
余談ながら、蘇我入鹿によって山背大兄王が自殺に追い込まれた(とされる)後、完全に上宮王家の血筋が途絶えている(末裔とされる人がひとりもいない)ことも謎とされております。

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by uncleXML | 2007-12-18 04:38 | 名所(大和の国)
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