◆ 法隆寺の謎(中門)
b0008289_21112495.jpg
(2007/12/09 撮影)
日本初の世界文化遺産であり、現存する世界最古の木造建築物でもある法隆寺
有名なこのお寺を知らない日本人は少ないでしょう。
しかし、このお寺には幾つもの謎があり、建立したとされる聖徳太子もまた謎多き人物であります。
私の愛読書のひとつ、「隠された十字架―法隆寺論」ではその辺りのことが詳しく書かれていて、面白くて何度も読み返したことがあるのですが、今はもう殆ど忘れてしまいました…。
その本の中では「法隆寺の七不思議」(石田茂作氏の説を含む)についても書かれており、よく覚えているのはこの中門(↑)の柱であります。
通常の門は間口が奇数間であり、真ん中が開いていて見た目にも通り易い印象になっているのに対し、法隆寺の中門は四間。
ご覧のように門の中心に柱が位置するようになってしまい、まるで通せんぼをしているようで、出入りを拒む印象があります。
私の記憶では、この柱は人が入るのを拒んでいると言うよりも、中のモノを外に出さないようにする(中に封じ込める)ためのものであると著者の梅原猛氏は述べておられたと思います。
「中のモノ」とはいったい何か…。
それを氏は「聖徳太子の怨霊」であるとしています。
聖徳太子という至高の諡号を贈られたほどの聖人が怨霊と化す必然性がいったいどこにあると言うのでしょう…。
いろいろと興味の尽きない本であります。
ところで、怨霊とか祟りと聞くと何やら恐ろしい印象を受けますが、祟られるのは祟られる側に思い当たる理由があるからなんですよね。
天変地異や疫病を怨霊の仕業であると思ってしまう何かが。
聖徳太子に祟られる覚えの無い方は安心してお参りなさってくださいね。
てことで、今後暫くは法隆寺に纏わる話題をあれこれ。

[PR]
by uncleXML | 2007-12-11 04:38 | 名所(大和の国)
一票入れる ←ランキング参加中。 貴方の一票(1日1クリック)が、このBLOGの支えです。 只今の順位
<< 法隆寺の謎(五重塔) 紅葉の圓徳院 >>