◆ 時代祭レポート(その4)
4.豊公参朝列(安土・桃山時代)
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豊公参朝のうち、慶長元年(1596)5月の秀頼参朝と、同2年9月元服のときが最も盛儀であったと伝えられ、本列はそれを模したものでございます。
参内の乗り物は特に盛儀に使われた牛車で、檳榔毛唐庇車(びんろうげからひさしぐるま)と言い、蒲葵(びろう)の葉で葺き、すだれ等の色文(いろあや)装具等は最高の様式であります。
5.織田公上洛列(安土・桃山時代)
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応仁の乱後、京都は非常に寂れ、皇室もまた大いに衰微したのでございます。
永禄11年(1568)9月、織田信長(↑)はお召しに応じ、兵を率いて上洛し、皇居を修理、都民を落ち着かせ、その復興に努めました。
本列はその織田公上洛を模したもので、立入宗継は命を受け、粟田口に織田公を出迎えたのであります。
この時代に注目すべきことは、戦に鉄砲が導入されたことであり、甲冑の多くは胴丸で、各部に鉄板を使った所謂当世具足(とうせいぐそく)の新形式で、江戸時代にかけて用いられました。
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▲超カッコいいですよね。(ガオ~!って感じで)
6.楠公上洛列(吉野時代)
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元弘3年(1333)5月、後醍醐天皇が隠岐より還幸のとき、楠公は一族郎党を率いて聖駕を兵庫に迎え、先駆して上洛されたことは同公一代の盛事でありました。
本列は、その楠公(↑)を中心とした行列でございます。
甲冑は平安中期から鎌倉時代にかけて盛んに用いられた大鎧、殊に腹巻、胴丸が多く、楠公は紫末濃(むらさきすそご)の大鎧、兵庫鎖太刀に豹の鞘であります。

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by uncleXML | 2006-10-27 04:39 | 歳時記
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