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◆ 49
今日から40代最後の1年が始まります。
ここ数年、この節目の日には「今まで何をして来たか。今後何をすべきか、しなきゃいけないか」を自分に問うようになりました。
40半ばを過ぎてから、ごく自然に。
答えが出るか否かは別にして。
人生はよく「長い旅」に例えられます。
生まれ(出発点)や育ち(行程)は人それぞれでも、終着駅は同じであるような気がします。
そう、「死」という終着駅。
全ての生き物は、皮肉なことに、生まれた瞬間から「死」という名の終着駅への旅を始めます。
そこに辿り着く寸前、振り返ってその行程に納得できるか、誇りが持てるかで有意義な一生を送れたかどうかの判断基準にしようと考えています。
そういう意味でも、この日に一度振り返ってみることは、私にとって大切なことに思えます。
常に前を向いていたいので、普段はそれ程過去を振り返ることはありませんがね。
50年目を始める今日、例年どおり「そう悪くない行程だった」と感じています。
勿論、バカもやりましたし、少しは自慢に思えることもやりました。
そういうものを勘案した上での感想です。
世間一般の価値観から、ひとつ大きな減点要素があるとすれば、「子孫を残していない」ことでしょうか。
生物としての基本的役割を果たしていないことになりますが、私個人としては左程悔やむことでもありません。
母やご先祖様には申し訳ないことですがね。
さて、旅の残りがあと何年続くのか分かりませんが、また1年、前を向いて進んで行くことにします。
振り返ったときに「悪くない1年だった」と思えるように。
by uncleXML | 2005-02-15 18:48 | 時 事
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